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WEBが楽しくザワつき始めた
コロナのおかげで今年は多くのバイクイベントが中止となり、世界的なモーターショーは軒並み開催されないという妙な一年になってしまいました。
通年なら、夏にラスベガスで開催のConsumer Electronics Show(CES)があり、ドイツ・ケルンのインターモトと来て東京モーターサイクルショー(隔年)、そしてイタリアのミラノで行われるEICMAで締めくくるといった具合に、夏の終わりから年末にかけてはバイクの物書きの忙しく熱い時期のはずですが、今年は涼しい風が吹き抜けるばかり…?
と思いきや、ここへきて各メーカーの海外公式サイトがにぎやかになってきました。
2021年モデルを臭わせるティーザー映像のチラ見せがはじまりましたよ。
これを書いているのは2020年10月23日現在。
今回はKawasakiの海外サイトから、現在WEB上にUPでベールに包まれているマシンたちの姿を予測していきたいと思います。
2021シーズンOn&Offの幅広い顔ぶれ
久々の4気筒クォーター、ZX-25Rの登場で賑わうKawasaki。
現在、Kawasakiの北米サイトではベールに包まれた6台のマシンたちの映像がUPされています。
画像参照;https://www.kawasaki.com/en-us/
よく見ると、11月23日のアメリカ太平洋標準時の午前6時にこれらがベールアウトするようで、それまでのカウントダウンがすでに始まっているのですが、
この画面の左下にはビデオの再生スイッチがあって、これを押すとティーザー映像がスタートし、ほんのわずかにNEWモデルたちの雰囲気を感じられるようになっています。
2021はオフロードが熱い!
最初に映るのは、オフ車と思しき小型のバイクが舗装路から未舗装路へと入っていく映像。
KLX230は昨年の登場以来、オフロードファンバイクとして人気を高めているところですが、最近までシリーズにラインナップされていた250の復活を望む声はかねてから多くあります。
映像を見る限り小ぶりな機影から、これがそのKLX250/300であるように見えます。
ヨーロッパとは違う極時の環境基準を持つ北米では、KLX250は今でもしっかりラインナップされているわけですが、規制強化で去っていくオフ車たちに手を振りながら見送った我々日本人にとっては、このクラスには今一度パンチの効いたモデルを期待したいところ。
KLX250がフルサイズの250オフロードとして登場するなら、もろ手を挙げて歓迎するライダーも多いことでしょう。
D様が返ってくるかも!
次に登場するのが先ほどのバイクと同じような車格を持つこちらのバイク。
スポークホイールにロードタイプのタイヤを装着していて、これがコースわきの草を蹴散らしながらサーキットを疾走しているイメージ…。
ということは、KLX250/300のモタード、つまりD-トラッカーの復活?!
D-トラと言えば、数多くのカスタムパーツが販売されるほどの人気を博しつつ本当に惜しまれてカタログを去ったモデル.
この復活となれば間違いなく、軽2クラスの存在感を再考させてくれることにもなるでしょうから、これは楽しみですね。
次の8耐は、このマシンが頭を取りに行く
続いて3番目はこちらの2台。
低く構えたそのシルエット、動画ではこのあとサーキットをかける蹴るようなイメージ映像に続くことから、スーパースポーツモデルのスタンダードとSP的な2台と見受けられます。
つまりこれはZX10RとZX-10RR?
最近はCBR1000RR-Rの登場やYZF-R1の空力&電脳強化等、ライバルたちの進化も著しいわけですが、ZX10-Rシリーズが持つあの質実剛健な走りがどう進化しているのか?
特に8耐を含むワールドスーパーバイクシリーズでは、ベースとなる市販車の進化は勝敗に大きくかかわる部分なので、これは見ものですね。
スーパーチャージドネイキッド、早くもモデルチェンジ?
そして4番手に表れるのがこちら。
カバーの下にエキパイの集合部が見える、ということはネイキッドモデル…。
ライトからハンドル周りの形状を見る限り、カウルを装着しているのがわかります。
となると、これは昨年東京モーターショーで登場したZ H2でしょうか?
恐らくカラーバリエーションが変わったくらいでは、大げさにベールを被せたりはしないでしょう。
恐らくカウル形状のリファインであるとか、はたまたKawasakiが得意とする電サスの投入?
そんなことを考えるのも、現実に遠からずではないでしょうか。
ミドルアドベンチャーに新たな選択肢?
そして’トリ’を務めるのがBIGオフと思しきこちらのバイク。
この後の動画では未舗装路から舗装路へと駆け上がり、広大なアメリカのランドスケープを走り抜けるようなイメージ映像へとつながっていきます。
これはアドベンチャーバイクを示唆するもの?
とすると、これは北米サイトにラインナップされているKLR650でしょうか。
現在、Kawasakiの日本サイトにはスポークホイールを履いた公道向けオフロード車がラインナップされていません。
ですので、もし日本向けに発売があるとすれば、SUZUKIのV-ストローム650やヤマハのテネレ700等のミドルアドベンチャーのクラスに新たな選択肢が加わることになり、これもまた面白いことになりそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はKawasakiの北米サイトでベールに包まれながら表れた、来期モデル6台の話題をお届けいたしました。
早くも振り返ってしまうわけですが、冒頭でもお話した通り今年はコロナ渦でありとあらゆるイベントが中止となり、いつも通りバイクを愉しむのが難しかった年だと思います。
通年行われる東京モーターサイクルショーも、早々と2021年の開催を既に断念することが発表されており、コロナの野郎にこそいい加減自粛してほしいですよね。
そんな中だからこそ、こうして来季に向けた動きが活発化してきたことを知ることは、闇に刺した光のように、大きな希望を私たちにもたらしてくれる話題だと思います。
来季に向けた動きについては、先日ホンダの新型GROMの話題もお伝えしたところですが、なにやらヤマハの欧州サイトにも動きがある模様です。
映像参照元;https://www.yamaha-motor.eu/gb/en/
さらに今年はWEB上で、ドイツのインターモトが初のバーチャル開催を準備中とのこと。
映像参照元;https://www.koelnmesse.jp/intermot/
いつも通りというわけにはいかないかもしれませんが、私もちょっと忙しくなってきました。
来季に向けた各メーカーの動向。
今後もさらに新しい情報が入りましたら、頑張ってお伝えしていこうと思います。
みんなでバイクの新しい世界を盛り上げていきましょう!!