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おかげさまで、ハイパークール大好評!!
夏の初めにご紹介した米国TECHNICHE(テクニッシュ社)製HYPERKEWL(ハイパークール)ベスト。
ありがたいことにたくさんのご反響をいただき、ハイパークールを着る「ハイパークーラー」さんやテクニッシュ製品を複数ご愛用の「テクニシャン」さんたちが増殖中です。
製品概要については、【米国製クーリングベスト/ハイパークールを実装レポート「まるで○○○○を着ているようだ!!」】
の記事の中で実装レビューをご紹介していますが、今回は最近ご質問の多いハイパークールの装着方法やお手入れの仕方についてお伝えしたいと思います。
ハイパークールの効果的な装着法
ハイパークールは内装されている吸収ポリマーに水を吸わせ、その水分が大気中に蒸散するときに発生する気化熱を利用してベストの中を冷却するクーリングベストです。
そのため、装着前にはベストに水を含ませることが必要なわけですが、この水の含ませ方についてよくご質問をいただきます。
1.ベストにはどれくらいの水を含ませるの?
取扱説明書には、「水に1~2分ほど浸し、やさしく水を切って着用。」とあったので、
ハイパークールを最初にお伝えした実装レビューの準備段階でも、
その通りに、2分ほど水に浸してから着用しました。
しかしこの通り着てみたのですが、ジャケットは水を含んで非常に重たくなる上、含ませた水が引力でベストの下側に垂れてきてしまい、ズボンをびしょびしょに濡らしてしまいました。
輸入元の株式会社キャピタル販売さんに伺ったところ、
「砂漠で使うわけでもないですから、水にさっとくぐらせるだけでも効果がありますよ」。
とのこと。
なのでその後、浸水時間を30秒・20秒と、いろいろと工夫してみたのですが、
どうやらベストを「浸水」させるというイメージは捨てた方がいいようです。
そこで用意したのは100円ショップでも売られている霧吹き。
こんな風に霧吹きで外側から吹き付けていき、上側を重点的に濡らしながら下側には軽く噴霧。
最後にタオルで余分な水分を取ればジャケットも重くならず、下からしみだしてズボンを濡らしてしまうこともなくなりました。
これでもメーカーが言うとおり、冷却時間は5~10時間ほど持続すると思います。
恐らくこの夏の気温ですので、念のためツーリングバックに、
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水を入れた小さめのスプレーボトルとタオルを携行し、必要を感じた時に途中で給水できるようにしておけば安心でしょう。
2.VESTのBESTな着方とは?
極々稀にですが、「冷却効果をあまり感じない」というご感想もいただきます。
恐らくこれは販売に関わる私どもの説明不足として大変反省をするところですが、改めて装着条件を整えていただければ、その効果が最大に発揮できるものと思います。
では「どういう気方が効果的な装着方法なのか?」ということなのですが、まずは気化熱を利用する冷却について正しくご理解いただくことが近道でしょう。
気化熱式の冷却は下の図のように、
水分が周りの熱を奪いながら蒸発するときに得られる効果で、ハイパークールもこの原理を応用しています。
それを踏まえた上でのご質問として、
- 「ベストをジャケットの中に着てもよいのか?」
- 「ベストを露出させないと効果が得られないのでは?」
- 「ジャケットの上にベストを着たいけど大丈夫?」
といったものが多いのですが、まとめてこれらのお声に答えしましょう。
メーカーのカタログ写真では、こうしてTシャツの上にトップとして着用していますが、
あくまでもこれはディスプレイ用。
まず、上昇した体温を奪ってもらうためのベストなので、効果的にお召しになる上では肌に近くご着用いただくことが重要です。
ただ、ベストに汗の臭いが移る心配がありますので、肌の上に直接ベストを着るのは避けてください。
最近では冷感アンダーウエアなども売られていますから、こうしたものを着た上にベストをお召しになるのも効果的ですね。
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また、日差しが強い中ベストをトップに着ていると、ベストが早く乾いてしまう上、ベストと肌との間に走行風が入ってバタつくこともあるため、しっかりとした効果を得ることができません。
まして、メーカーカタログのように、肌を露出させながらのライディングは安全面からお勧めできません。
ですので、ベストの効果とプロテクション効果を両立させる着方として、
風通しの良いメッシュジャケットの下にお召しになることをお勧めします(肩や肘、背中などにパットの入ったものであればなおGOODです )。
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そして、メッシュジャケットをお持ちでない場合でも、ベンチレーション効果が考慮されたものであれば、効果は十分お感じになれるでしょう。
ちなみに、ハイパークールは米国で企画された製品ですので、我々日本人には若干サイズが大きめであることも多くあります。
輸入元の案内には下記の表示がありますので、
これをご参照の上、なるべくダボつかず、ぴったりフィットするものをお選びいただく方が良いかと思います。
(※両脇がゴムで伸縮するようになっていますからピッタリめでも、きゅうくつな感じは強くないものと思います。)
快適に使い続けるためのお手入れの方法
先日、ご愛用のお客様から、
「汗の臭いを吸って臭うのですが、ベストについた臭いを取るにはどうすればよいか?」
というご質問をいただきました。
私も当初この問題に悩み、最初は家に転がっていたにファブリーズを吹いてみたのですが、
(私のオイニーがツイキーなせいで?)時間が経つと臭いが勝ってファブった意味もほとんど無くなってしまっていました。(涙)
そこで、以前のブログの中で「汚れた場合の洗い方」としておしゃれ着洗い洗剤で手洗いする方法をご紹介していたのを思い出し、これを臭い取りのために実行してみることにしました。
ちなみに、今回用意したのは花王のおしゃれ着洗剤「エマール」です。
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手順としては以下の通り。
これで臭いの問題は解消しましたので、清潔に永くお使いいただけるようになると思います。
また、使用以前に普段着用しているジャケットに相当汗が浸み込んでしまっていて、ベストがその汗成分を吸ってしまうこともあるようです。(実は私もそうでした。)
ですので、お使いになる前にジャケットを洗濯されるか、洗濯できない場合でも除菌剤を浸み込ませたペーパーなどでインナーについた汗成分をぬぐっておくことをお勧めします。
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まとめ
ハイパークールはアメリカの製品。
米国内でも西側と東側で違いますが、特にアメリカ北西部は夏でも静電気が走るほど乾燥している場合があるので、メーカーの取説に浸水時間1~2分とあるのはそのせいなのかとも思います。
気化熱を利用する冷却は自然の法則を原理としていますので、日本国内でも気温や湿度により、効果にはある程度の幅があるものと思います。
ご使用の環境に合わせて、効果を最大に保てるよういろいろと工夫されるとよいでしょう。
やはり熱中症から身体を守るというのは大切なこと。
この記事が皆様の健康と楽しく安全なバイクライフにお役に立てば幸いです。
これを着れば、最上の「テクニシャン」に
ハイパークールよりも、もっと強い冷却効果をお求めになりたい方に朗報です。
実は、【TECHNICHEのクーリングギア COOLPAX(クールパックス)ベストはただものじゃないっ!】
の記事の中で、14℃まで凍った状態を保つ冷媒を使ったCOOL PAXベストをご紹介していました。
posidriveでは新たに、このCOOL PAX と気化熱の両方を使って身体を冷やす、
ハイブリッドベスト クールパックセットシルバー
をラインナップに追加!
COOL PAXは、「着るエアコン」と思えるほどの冷却性を約2~3時間保ってくれる製品。
特に暑い時間帯に、保冷バックに入れておいたCOOL PAXをジャケットに入れて使うといいでしょう。
また、水を含ませなくても使えるので、濡らすことが好ましくないレザージャケットの下に着ることもできるのもいいですね。
ハイブリッドタイプはパックの冷凍が解けてしまっても気化熱を併用することもできますので、必要に合わせた使い方ができるというわけです。
これはまさに、究極のクーリングベスト。
お値段は49,704円とお高めですが、それはF1パイロイッットたちも愛用する実力派のクーリングベストゆえ。
気になる方は是非、ポジドライブストアにGOですよ!