TECHNICHEのクーリングギア COOLPAX(クールパックス)ベストはただものじゃないっ!

この夏はTECHNICHE(テクニッシュ)が来る!

梅雨が涼しいだけに、梅雨明けの暑さが凄まじいことを今から覚悟している今日この頃。

バイクに乗っていても、熱中症で倒れる方が毎年少なからずいらっしゃるようで、私もそろそろ何か対策をと考えるようになりました。

そこで、ここ数回は真夏のクーリングアテム、米国TECHNICHE(テクニッシュ)社製のクーリングギアの話題をお届けしています。

その概要は下記の記事でもお伝えしていますが、

ライダーを冷やせ!熱中症対策の決定版 TECHNICHE(テクニッシュ)のクーリングベストのここが凄い!

今回は、そのTECHNICHE社がリリースしているCOOLPAX(クールパックス)搭載の「ライトPCM クーリングベスト」(以下COOLPAXベスト)をライトインプレッションしていきます。



なぜ「ライトインプレッション」なのかというと…

前回の記事では、気化熱式のHYPERKEWLを実際に着込んだうえでバイクに乗り、その温度を測りながらその効果についてお伝えしました。

米国製クーリングベスト/ハイパークールを実装レポート「まるで○○○○を着ているようだ!!」

本来であれば、この記事で行ったのと同様に、COOLPAXベストについても実際に着用した試乗インプレッション記事を書くのが自然なのですが…。

今回使用したライトPCM クーリングベストのセットは、「着用+走行はNG」という条件で特別にお借りした撮影用のデモサンプル。

残念ではありますが、公道上の実装レポートは実現しませんでした。

それでも、「バイクに乗らなければ」ということで、可能な限りインプレッションをお伝えするというのが「ライトインプレッション」とした理由です。

「ライト」ながらも、COOLPAXベストの効果をできるだけわかりやすくお伝えしようと思いますので、悪しからずご了承ください。

ジワジワきてます、COOLPAX 

このクーリングベストは、その名の通り「COOLPAX」を利用した冷却ベストで、

本国アメリカでは、陸軍・海軍・海兵隊、消防・レンジャーなどにも正式採用されている実力派の冷却ベスト。

2012年のロンドンオリンピックでは各国のアスリートたちが使用し、モータースポーツではF1パイロットたちも愛用していることで知られ、


※F1仕様はCOOLPAXと気化熱の両方を利用したハイブリッドモデルです。

日本でも警視庁・皇宮警察・大阪府警・福井県警・陸上自衛隊などに納入されるなど、じわじわと注目され始めている実力派のクーリングベストです。

実際のCOOLPAXはこういうもの

こちらが今回お借りしたCOOLPAXベストのセット。

写真は#6626LT LIGHT COOLPAX PCM COOLING VESTです。

なんといっても凄いは、ベストの隣にある4本のパックで、

これがなんと14℃で凍ってしまう特殊なアイスパックなんです!

というわけで早速、このパックを凍らせてみました。

と言っても、冷凍庫ではないですよ。

ご覧の通り冷蔵庫の野菜室でカチンコチンに。

確かに、温度を測ってみると14度付近の温度。

15~16℃でもまだ、ガッチリ凍っています。(温度計は上がパックの温度・下が外気温です。)

これはスゴイですよね。

早速ベストの中にCOOLPAXを仕込んでみます。

ご覧のようにベスト内のポケットに4本のCOOLPAXを挿入していくのですが、装着している最中にパックがポケットの中に落ちて丸まったりしないように、

パックはマジックテープでぶら下げられるようになっているのが便利です。

ただ、パック側のマジックテープは裏と表で雄・雌になっているので、例えば使用前に「ジャケット側」「身体側」と、何か印をつけておくとよいでしょうね。

さて、パックを仕込んだところで、装着前の温度を測ってみます。

例のごとく、シャツの中にセンサーを入れてみると、この温度計でシャツの中は31.5℃。

それからCOOLPAXベストを着てみての温度がこちらです。

どうですかコレ!

だいたい5・6分でベスト内は約5℃ほど低下しました。(室内計測)

先日試した気化熱式のHYPERKEWLでは、高速道路で走行風を浴びて31℃→28℃。

これも相当に涼しく感じたわけですが、COOLPAXベストでは、こうして風を浴びなくてもしっかりと冷えるんです。

これがCOOLPAXベストの凄いところ。

気化熱が期待できない灼熱の環境から身体を守ってくれるため、

防護服やキャラクターショーの着ぐるみの中などでも使われているそうですよ。

バイクなら、下道をゆっくりと走ることが多いピンクナンバーツアラーには特におすすめですね。


これを持って出かけます

さて、本当はここからバイクに乗って温度の変化をお伝えしたかったのですが、先述の通りそれはできません。

ですので、今回はCOOLPAXとベストを付属の保冷バックにしまって、

自宅から1時間30分ほどバイクで移動することになりました。

ちなみにこの移動の間は、HYPERKEWL(ハイパークール)のテストをしていましたので、その様子については先述のHYPERKEWLの記事をご確認ください。

今回向かったのは埼玉県八潮市にある「CAFE&RIDER’S HOUSE はらっぱ」さん。

こちらでは、ポジドライヴの札野社長と打ち合わせをしながらランチを愉しみました。

お昼を過ぎたころに到着した札野社長は「COOLPAXベストはまだ装着したことが無い」とのこと。

というわけで早速、札野社長にも試着してもらいましたよ。

開口一番、

「これは誠に怪しからんほどの涼しさだっ!(笑)」

と終始笑顔。

自宅からCOOLPAXのセットを持ち出してから、この写真を撮った時点でおおよそ4時間近く経っていましたが、COOLPAXはご覧の通りカチンカチンに凍ったままです。

カタログによると、COOLPAXの保冷時間は約3時間とのこと。

今回は保冷機能のあるバックに入れてきたとはいえ、凍ったままの状態が保たれていたのは率直に驚きました。

付属の保冷バックも実に簡易的なものなので、恐らく同じバックに市販の氷を入れてきたとしたら、とうに水になっていたでしょうね。

これが14℃で凍る、いや14度までは凍ったままでいられるという凄さ。

着込んでみても、身体を必要以上に冷やさないのがいいんですね。

この後はCOOLPAXトベストを再度バックに詰めなおし、

打ち合わせを終えて帰路につきます。

実はこの打ち合わせ中、

「COOLPAXベストを着ての実装レビューができないけれどどうしたものか?」

という話題になったのですが、

「それならいいものがあるよ。」

と、札野社長が同じCOOLPAXを使ったクーリングネックバンドを貸してくれました。

早速はらっぱさんでパックを凍らせ、これを身に付けて自宅に向かいます

「有料道路を利用しない」にチェックを付けたナビの予測では、自宅までおよそ2時間30分とのこと。

しかし、多少渋滞気味の下道をずっと走っていたので、結局多摩の自宅についたのは約3時間後の17時過ぎ。

帰宅後すぐにセットのバックを開けてCOOLPAXの状態を見てみると…、

驚いたことにまだ半分くらい凍ったままで、冷感を保っていました。

冷蔵庫から出したのが朝の9時、そこから保冷バック内で約8時間でこの状態。

社長にお借りして観についていたネックバンドの方はだいぶ液体になってはいたものの、冷気はまだ保たれています。

また今回のテストの中で外気の最高温は36℃ほど。

恐らく40度越えの酷暑では若干保冷時間は短くなると思います。

それでも、例えば4本のCOOLPAXを2本ずつに分けて一組を予備として保冷バックで持ち歩き、日中で最も暑い時間に重点的に使用するなどちょっと工夫すれば、酷暑をやり過ごすこともできるのではないでしょうか。

筆者、粘りました

今回はバイクに乗って温度の変化を見ることはできませんでしたので、どうしても消化不良気味なレポートに…。

でももう少しCOOLPAXの様子を見たいと思って実は今、かれこれ3時間クーラーを切った部屋で、

COOLPAXベストを着たままこの記事を執筆していました!

最初ベスト内の温度は、やはり31℃くらいから始まって、12・3分後くらいにはなんと25℃台まで低下。

身体がジンワリと冷えていて、「エアコンなんて、ホントは要らないんじゃない?」と思ったほど。

その後1時間半たっても冷え冷えした状態は続いていました。

2時間を経過したあたりから、カチンコチンだったパックはだんだんと柔らかくなりますが、まだまだ凍った部分は残っているので冷気は保持しています。

3時間経過時の状態でも、完全には液体に戻らずに固形で残っている部分もあり、この状態でも涼しさは継続していました。

恐らく普通の氷であればとっくにぬるいと感じているはずなのですが、私同様、COOLPAXは最後まで粘り強い冷たさを見せてくれました。

ただ、パック内が液体になってからは、かなり柔らかくなるので、外から衝撃や圧力を加えないように注意する必要がありそうです。

やっぱりすごいよCOOLPAX

14℃で氷結し、氷結が解けてもしばらくは冷気を放ち続けるCOOLPAX。

これはもう、ウエアラブルエアコンと呼んで言い過ぎではないでしょう。

もちろん、ライディングギアとして期待値も高まりますが、野外でのお仕事にも最適。

冷蔵庫はもちろん、山の中の冷たい水でも氷結しますし、板氷などと一緒にクーラーバックに保管しておけば凍った状態を保てるので、

キャンプツーリングなどでは相当なありがたい存在になってくれそう。

さらに、昨今の災害を考えれば、緊急時にも威力を発揮してくれるのではないかと思います。

 

大切な家族への思いやりに

また、14度という温度は医学的にも身体に優しいことが証明されていますし、内容物が無害の為、仮にかじったり誤飲しても安全とのこと。

日本航空(JAL)ではペットの輸送用ケージの下に敷く冷却剤としてご採用されているのだそうです。

特にこの時期はチャイルドシートやベビーベットの中が蒸れてしまうことが多いので、

赤ちゃんのベビーカーやベビーシート、お子さんのチャイルドシートにあせもの予防にCOOLPAXを入れてあげるのもいいですね。

今回使用した「#6626LT COOLPAX  PCM クーリングベスト」は「ベスト」+「パック」+「クールバック」のセットで税込み45,629円。

ベストは夏の守護神として絶大な効果を発揮してくれると思いますし、パックを様々な用途で利用できることを想えば、相応の値段といえるかもしれません。

ベストの色は写真のブラックのみで、サイズは下記の通りとなります。

 

#6626LTライトPCMクーリングベスト サイズチャート
サイズ M/L XL/XXL
胸周り 90~110 cm 91.5~112 cm
フロント長さ 53 cm 62 cm

お求めは、弊社ポジドライヴの下記フリーダイアル、またはメールにてお問い合わせください。

フリーダイアル0800-080-8194(平日8~17時まで受け付け)

info@posidrive.jp(24時間受付)

この夏は、熱中症対策をしっかりと整えて、結構で安全なバイクライフを!

 

取材協力;株式会社キャピタル販売

     CAFE&RIDER’S HOUSE はらっぱ

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