バイクに乗れなきゃ食べて楽しめ!! つくって楽しいキャンプ飯(簡単!時短シラスパスタ編)

目次

バイクを自粛しても楽しめることがある

世界的に新型コロナウイルス蔓延し、日本の各都市では緊急事態制限も出され、感染防止のための外出自粛要請が出されています。

つい最近までは、

「密閉・密着・密接の、3密を避けながらツーリングで気晴らしをしましょう!」

という記事を書いていたのですが

事態は急速に悪化。

今では緊急事態宣言も全国を対象に発出され「他県跨ぎお出かけそのものがNG」という雰囲気になっしまいました。

いずれにしても、しばらくバイクに乗れていなくてストレスMAXという方も多いことでしょう。

「せめてキャンプツーリングにでも行ければなー」

などと思いつつも、「もはや食べるくらいしか楽しみがなくなった」というのは、わたしだけででしょうか?

しかし、腐ってばかりいてもちっとも面白くありません。

こんな状況だからこそ、ライダーとして楽しめることは?』

と思った時にひらめいたのが、

「おうちでキャンプ飯!」

いつもと違ったことをするのって、いろんな発見があって楽しいですし、料理が得意じゃなくても、おうちでキャンプ飯のレパートリーを増やしていくのは、コロナ明けにキャンプに出掛ける時雑多委に役に立つはず。

ご家族のいるお父さんライダーなら、みんなでつくって楽しみながらお父さんの株もUPしますよ!

というわけで、今回は私がかつてキャンツーの達人から聞いた、つくって楽しい、食べて美味しいキャンプ飯レシピをお伝えします。



MaxFritz代表の佐藤さんの技

今回お伝えするのは、2018年5月に相模原市の青野原キャンプ場で開催されたBikeJIN誌のキャンプツーリングの中で披露されたキャンプキッキングのメニューのうちの2品。

このキャンプの中では、独創的なバイクファッションブランドのMaxFritz(マックスフリッツ)代表でデザイナーの佐藤義幸さんによるクッキング講座が開かれました。

佐藤義幸さんはキャンプ歴39年目を迎えるベテランツアラー。

国内のみならず、海外ツーリングの経験も豊富で、バイク+アウトドア関連の記事にも多く取り上げられているキャンプの達人です。

中でも、ちょっとしたアイデアでおいしくできるキャンプ料理のノウハウには定評があり、今回もなるほどのキャンプ技で、美味しいメニューを楽しく作る方法を教えてくれました。

佐藤さんがご着用になっているこのキャンピングエプロンはMaxFritzさんの商品。

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ポケットがたくさんあったり、腿がわかれているので機能的なんですよ。

フライパン一つで簡単にできる時短シラスパスタ

お湯を沸騰させてそれからパスタを7~9分ほどゆでてお湯を切る。

パスタなら恐らく誰でも簡単に作れそうなメニューですよね。

でも、作り方に一工夫加えることで、もっと手早く簡単に、そしてあと片付けの手間も省ける時短料理ができるんですよ。

この日、佐藤さんが教えてくれたのはシラスのパスタ。

見た目もシンプルなパスタなのですが、これが美味しいんですよ。

このパスタの調理上の特長は二つあるのですが、

まず一つ目はフライパン一つしか使わないこと。

佐藤さんが用意していたこのフライパンは、アマゾンなどで安く買えるテフロン製のフライパンなのだそうですが、これがミソ。

こうした表面をコーティングしてあるフライパンを使えば、キッチンペーパーでさっと拭くだけで調理具の片づけが終わり、洗剤も使わず水を節約できるのでエコなんだそうです。

そう聞いて、我が家でも似たようなフライパンを用意しました。

そして、このメニューの調理でもう一つの特長は、パスタをあらかじめ袋に入れて水を吸わせておくことです。

佐藤さんは、水の入った袋にあらかじめパスタを入れて持ってきていました。

だいたい1時間半~2時間くらいこの状態にしておくことで麺が水を吸い、結果として火にかける時間が短くなり、ガスの節約にもなるのだそうです。

今回は妻と小学生の娘と3人のランチとして食べることになったので、

180gほどのパスタをバットに入れて、念のため1時間40分ほど放置しました。

佐藤さんは袋の水をよく切って、

あらかじめ、フライパンに半分ほどのお湯を沸騰させておいた中にそれを投入。

ここに固形のコンソメを入れて、ある程度水けが散ったところで粉チーズを少々入れて、

そしてここでいよいよメインのシラスを投入。

ジャコを散らせばジャコ・パスタリアス…?(ジャコ・パストリアスはJAZZベーシスト、古いダジャレですみません。)

続けてそこにオリーブオイルをひと回し入れていきます。

バジルを散らして完成(再現完了)!

実は、我が家で再現するときに、コンソメと粉チーズををすっかり入れ忘れてしまったのは家族には内緒。(笑)

でも、シラスからでる塩味と旨味だけでも十分成立する味なので、本番のキャンプでもしコンソメを忘れてしまっても大丈夫そうです。

火にかけるところから数えれば所要時間はだいたい6~7分程度でできました。

もちろん、普通にパスタをゆでて作っても良いのですが、あくまでキャンプツーリングの練習というのがテーマ。

なので今回は少しでも気分が出るように、ベランダにテーブルとイスを出して、EPガスで調理しました。

分量なども、豪快に目分量OK。

なんちゃってキャンプなんですが時節柄、これはこれで楽しく過ごせましたヨ。

佐藤さんがおっしゃっていたように、この後の撤収も楽々。

バイクでのキャンプでは、いかに道具を小さくパッキングできるかというのも特に大切なことですし、さっと用意できてパッパとしまえるというはうれしいですね。

ちなみに、キャンピングチェアにposidriveの「ザ・シート」「バックアップ」はキャンプにも必需品。

布の椅子に座っている気がしなくなるほど快適になるので、言わばこれはどこでもソファーです。

#おうちで過ごす≒工夫を愉しむ

「おうちで過ごそうというのもそろそろきつくなってきた。」

正直、こうも長くなるとそうですよねぇ。

わかりますわかりますぅ。

でも、感染以前にウイルスに負けてしまうのって悔しいじゃないですか。

どうせ食べることくらいしかない?

そうですよねぇ、お酒の量も増えちゃいましたよね。

自粛要請の幅も広がってきましたが、移動制限までかかっている海外とは違って、とりあえずスーパーには行けるし、

食べることはなんと自由にできると思えば、そこはプラスに捉えましょうよ。

人間様の方で工夫して、『できることをできるだけやって楽しめたらいいよね』と考え付いたのがこの企画。

特に、我が家もそうですが、お子さんのいるご家庭ならば休校で疲れているお子さんと一緒につくったりするのもいいでしょう。

奥さんを少し休ませてあげながることもできますし、退屈な中にもちょっとした変化を楽しめますよ。

そのうえ、コロナが収束した時にキャンプに行けば必ず役に立つわけで、やってみて損はありません。

 

「バイクに乗れなきゃ食って楽しめ!!」シリーズ化しまーす!

なんだパスタだけ?

いえいえ、今回はランチ向けの簡単メニューで、「バイクに乗れなきゃ食べて楽しめ!! 」シリーズは続きます。

実は、このキャンプではもう何品かご披露いただいていまして、ディナーにもってこいのメニュー、

そうです、キャンプ場では注目度UPのローストビーフをおうちで再現しちゃいますよ。

これがまた、お酒と一緒だとうまいんですよねぇ。

こちらの方もぜひ、美味しく作って楽しんでみてください!

バイクに乗れなきゃ食べて楽しめ!おうちでできるキャンプ飯(ローストビーフ編)

 

 

MaxFritzさんご紹介

MaxFritzさんは大量にモノを売りさばくよりも、質の高い本物を届けることを旨とするバイクウエアブランド。

このスピリットは私たちposidriveにも通じるところがあります。

ライディングをより豊かにするための機能満載のウエアでありながら、タウンユースで街になじむデザインが魅力のMaxFritzさん。

ショールームもいくつかあるので、コロナが収束した時にはぜひ訪ねてみてください。

 
取材協力;枻出版社 BikeJIN編集部の皆さま

     MaxFritz 代表 佐藤義幸 様


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