バイク買取必勝高額査定GET!買い取られて頭に来ない作戦はこれ!

ひとたびネットでバイク買取業者の評判を覗くと、どこもたいていエライことになってますよね。

有象無象の書き込みを見ていくうちに「本当に大丈夫?」という気になってしまうのが正直なところ。

しかし、バイクを少しでも高く売りたいしそのためには買取業者を利用したい。

さて困った↷

でもこのサイトに来て下さったからにはもう大丈夫!

買取業者さんを安心して利用するにはちょっとした消費者意識の改革と簡単な技が必要なんです。

今回はどこよりもバイク買い取り業者を賢く利用する知恵と技をご紹介します。




目次

そのバイク「買取らせる」だけで満足ですか?

単刀直入に言います。

皆さんはこれからバイクを売るわけですよね。

「買い・取られるんですか?」

ココが天下分け目の関ケ原ですよ。

思い切ってバイクを売るというのは『勝ち・負け』と言ってしまいましょう。

「相手の言い値で買い取られたら負け」そう考えればわかりやすいかもしれません。

ならば『勝つ』というのはどんな状況を言うのか?

単純に言えばその反対つまり…

「こちらが想定した値段で押し通せば勝ち」

そういうことです。

つまり「業者の買取」VS「貴方の売却」という主語と主導権の争奪戦です。

ただし、こちらはそのバイクを売るのが初めてでも、相手はプロ。

百戦錬磨の作戦練って、あちらの想定価格に落とし込む手練手管は見事なものです。

しかし敵前逃亡は無しですよ。

相手がこちらの裏をかいてくるのですからこちらもまたその裏をかけばいいのです。

はっきり言って、業者買取られてあとでネットでネチっても一銭にもなりません。

実は具体的に言ってもその方法は意外に簡単です。

「買取」を「売却」に変える大切なポイント

まずポイントからご紹介しましょう。

  1. 売るバイクの相場を理解する。
  2. 買取業者にはできるだけ良いコンディションで渡す。
  3. 買取業者を呼ぶ日は他のスケジュールを入れない。

原則的に守るべき大切なポイントはこの3つです。

1.売るバイクの相場を理解する。

買取への不満の多くは実際の査定額に対するものがほとんど、ロジックを理解して先手を打とう。

まずはバイクの車種や年式を正しく理解しましょう。

バイクに詳しくないという人、中古でよくわからないという人もいるでしょう。

そうした場合は車検証や登録証の「形式番号」を見て、例えば3LN-00234~みたいのだったらこの番号を検索エンジンにかけるとそのバイクの画像と年式がのったサイトにどこかで引っかかるものです。

それで年式はわかりますね。

※車検証や登録証の「登録初年度」は必ずしも型式年であるとは限りませんので、念のためお調べになることをお勧めまします。

現状の中古売価の相場を見てみましょう。

そして距離を確認したら、「GooBike」や「BikeBros」などの中古車情報サイトを車名から開いて、その条件検索の中に該当する年式と走行距離数を入力してください。

よほど珍しい車種でもない限り、数件の物件が表示されるはずです。

※たまに5万キロ以上だったり、高年式車種の若い距離数の物件が出てこないことも考えられます。
その場合は、表示される中で最も近い距離数と外装状態の似たものを参考にします。

画像の中で改造範囲やご自分のバイクの現状外装状態(程度)が似通ったものを10台から15台に注目して参考にします。

それで平均したものを距離や程度に応じた売価の相場として見ることができます。

この値段で買取業者が買ってくれると思っている人がいるので念の為に言っておきますが、この金額はあくまでお店に商品として並べた場合の「売価」だということ。

これを覚えて置いてください。


「バイク買取のロジック」をあらかじめ知っておこう

買取というのはそのバイクをそのまま右から左に売っていくわけではありません。

お店側からすれば貴方のバイクは、あくまでもまず材料として仕入れられるのです。

そこから、お店のコストの許す範囲で直せる部分を直し、市場(業者オークション)にかけて値を上げてその差を設けるわけです。

お店で個販する場合にも資材費や運搬料、人件費はタダではありません。ちゃんとその分をペイして、儲けが出るようにしなくてはいけないわけです。

だいたい一台のバイクから業者さんが得たい儲けは、ものにもよりますが、

原付~125 なら 2~7万円
250~400 なら 13万円~25万円
大型車は    20万~30万以上
※部品確保の難しい旧車や珍車についてはこの限りではありません。
また、個体の劣化具合によって相当のばらつきも予想されます。

一応とある業者に聞きましたがそのくらいです。

つまり「買い取り査定相場金額」とは

先述の方法で調べた該当車種の大体の売価平均からそれらの金額を差し引いたものとして予想できます。

ここまでのことを踏まえて例えば…。

参考元;http://www.goobike.com/bike/used/yamaha__fzr250r/

3LNで見るとヤマハの上記のFZR250Rになります。

2KRであれば同じFZRでもFZR250なので型が違いますから、年式の把握に自信がなければ先述の方法で試してください。

できるだけサンプルが多いほどいいのですが、こうして3台くらいしか出てこないこともあります。

そういう時はその台数で同じ色のものから値段を見立てていきます。

上記のバイクの場合お店は31.5円を売価として設定しています。

このバイクがきれいな状態でこのお店に入荷したならそれほど手間なく点検だけで商品化されているかもしれません。

またその逆に相当手間をかけてやっとここまで仕上げたのかもしれません。

ですから、この段階では最低6.5万円~16.5万円ぐらいの幅を持って買い取り額を予想を見立てておくとよいでしょう。

多分これくらいの予算内での仕入れだったのではないかと思います。

どうでしょう、バイク買取のだいたいのロジックは見えてきたと思います。

 

2.買取業者にはできるだけ良いコンディションで渡す。

売却価格は引き上げられる

例えば例に挙げたFZR250Rの場合、たいてい買い取り店に連絡すると…

「今だけですが、ウチなら28万円~30万円までは頑張れるバイクなのでぜひ実際に査定をさせていただきたい」と言ってくると思うんです。

↑ みんなこれを詐欺だ悪魔だというわけですが、これは業界のお約束的な売り口上にすぎません。

その辺は耳半分で聞き流して良いでしょう。

実際はちょっとの傷でも異音でもあれば、査定は数万単位で落ちます。

いきなりだと驚きますが、あらかじめ知っておくことである程度査定の下落や怒りを覚えるようなガッカリ感は防げます。

お店ではどうしても納車に当たっての整備をするものです。

なので売り渡す前にそこにかかるコストを少しでも減らせるように考えることで、現状そのままの状態より査定額を引き上げることが可能になります。

つまり…

  • パーツが安く手に入るのであれば劣化した部分は交換し、最低でも普段触らないような部分を特に入念に洗車をしておく。
  • バッテリーチャージや燃料補給等簡単な処置でエンジンがかかるものは絶対に不動のまま査定員に見せない。この辺は鉄則ですね。

アリがちなんですが、バッテリーも上がってホコリまるけのバイクをそのまま査定員に見せて安いもへったくれもありませんからね。

またネットでネチってる人が「ちょっとした汚れとかちっちゃな傷とかをなんだかんだ言ってさっぴいていくんです。」と怒ってました。

でもですよ、

  • 「ちょっとした汚れや傷」ならなんで落とさなかったの?
  • なんで目立たないようにしなかったの?

ということです。

おさらいしますが、業者が主体の買取になるか貴方が主体の売却になるかはこういう攻めの姿勢にかかっているんです。もうお分かりですね。



3.買取業者を呼ぶ日は絶対に他のスケジュールを入れない

まして他人任せの「買い取られ」は禁物

忙しい世の中、なかなか自分の生活時間に余裕を持たせるのは難しいですよね。

でもでも、だからと言って、買取の査定立ち合いをバイクに疎い家の人に投げちゃったりしたら完全にアウトですよ。

まんまと買い取られます。

買取業者にしたら、自分の設定価格のしかも最低金額に落とし込むのにこんなにおいしい物件はありません。

目指すのは買い取られることではなく、あなたが主体の「売却」です。

必ずご自分で査定に立ち会ってください。

高額査定獲得作戦

ここまでのことをしっかり用意したら、先手必勝。

先ほど予想した買取査定相場、当然相手は値段を下げてきます。

とすれば、最初から高めの値段を提示して言えばいいんです。

つまり先ほどのFZR、あくまでもちゃんとできるだけの整備をして、ばっちり洗車してからの話ですよ。

5~10万円上の数字で押しましょう。

知っててあえて「23万円じゃないと…」。

ここからが勝負です。

相場はおそらく16.5万円行っても17.5万円より上はないでしょう。

社長さんが直々に来てるんじゃないとしたら査定員さんは「ちょっと待っててね」とそこで会社に電話入れるでしょう。

この電話が終わって17.5万円より上を言ってくれたらあなたの勝ち。

場合によっては20万円に近づけてくれる業者さんがあるかもしれません。

そうですこうやって下げる隙を与えない攻めの一手が肝心です。

これであなたはご自分のバイクを買い取られたのではなく、自分が主体となって「売却」したと言えるんですよ。

本陣を築いたらいざ決戦

さて、ここまではほんの前戯、もとい基礎編といったところ。

よくある質問として「どの業者の査定が高いの?」というのがありますよね。

これまで申し上げてきた作戦の基本は心してかかってください。

業者選びですが、よほど懇意にしているところでもなければ、一つに絞らず必ず数社並べて競わせるべきです。

乗る業者・反る業者が、この作戦なら見事にはっきりわかります。

ここでみんなが会社に電話相談して出した値段で一番寄ってくれたところに決まりです。

しかし条件によってはどこも寄り付かずこちらが一人上手になってしまう状況もあり得ます。

そうした場合は「ココまでは行けるけどそれ以上は…」と言った中で一番高い業者にこちらが歩み寄ります。

でももともとわかってあげた値段を言っているんですから損はないはずです。

一括査定を利用する場合の注意

筆者も経験しましたが、ネットの一括査定は思い付きやむやみやたらに申し込みボタンをクリックしてはいけません。

この章の最初に申し上げているように、完全に他の予定をシャットアウトしてからでないと大変なことになります。

一括査定の申し込みボタンをクリックするや否や、1分以内に業者から電話が入り、その電話を切ったら次が、そしてまた次が…

結局その一括ネットに加入している多い時で10~15社からその場を動けなくなるほど電話が入り、査定予約を取らせてくれと言ってきます。

そのままにしていると電話中に最初の業者が現れてもう阿鼻叫喚ですよ。

これは知らないでやってしまうと勢いで「これから伺わせてください」という話についYesと言ってしまいがちなんですが、知るは最大の防御なりです。

  • 一括サイトを利用する場合の心得としてまず次のことが必要です。
  • これまで申し上げた準備をコンプリートさせる。
  • まず確実に3社~5社づつ対応できる時間を設定しておく
  • メモと鉛筆を用意して業者名担当名を記録彼ら予定をこちらでマネジメントする。

バイクのオーナーが主導権を取るためにはココもやはり勝負です。しっかりこなしましょう。

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まとめ

筆者は実は元バイク買取店店員で、プライベートでも何台も買い取り店を利用してこのようにバイクを売却してきました。

査定員目線も理解しているので、「こんなに書いたら怒られちゃうかな?」というハラハラ感もありますが、実際にお客として成功した方法をご紹介するワクワク感もあります。

(まぁ業者さんにしてもこれに負けない引き出しがあると思うんで書いちゃうんですけど…)

「仕掛けを作る」というと何ですが、少なくとも自分のバイクの値打ちをオーナーさんが知らないというのが後々の問題の種なんです。

最低限のことを知るためにちょっとした手間をかける。

高額査定の女神さまはそういう人に微笑むものです。

 ← さぁ、がんばって!

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